土地売買契約
別荘地管理会社から連絡があり,東京事務所で売主・買主・仲介者の三者が契約を交わすことになりました。
当方は,土地代金として支店長振出し銀行渡り小切手を,売主さんは土地権利書を,それぞれ持参して別荘地管理東京事務所で売買契約します。小切手なんて初めてです。
ふつう小切手というのは,当座預金口座を持つ個人や法人が発行するので,預金残高がなくても発行できるらしいが,この「銀行渡り」という小切手は,現金や預金通帳を銀行に持って行って支店長に発行してもらうものです。受取人は,それをまた銀行に持って行って,一旦自分の口座に振込んでからでないと現金化できません。盗難や不渡りのリスクを避けるために使われるようです。
銀行窓口の店員さんが新米のようで,先輩の女性に何度も確認していました。その先輩もよくわからないらしく,これも上司に何度も確認。結局,小切手1枚発行するのに1時間くらいかかった。
売買契約が済んだあとは,司法書士に頼んで登記簿記載を変更すれば,私の土地となります。権利書が今は廃止され,デジタル化された登記簿の記載証明書だけが発行されます。権利書がなくても不動産売買ができるため,登記識別情報のID番号さえわかれば「何でもできちゃいますよ」と司法書士さん。
なお,売主さんの方は50年前に坪千円かそこらで購入したので,今回の売却で購入時との差額による「利益」が発生するそうです。それは今年度の収入となり,したがって確定申告が必要になると事務所の人に言われていました。
The log cabin site before the building. Main trees consist of red pine and oak.
丸太小屋建築前の土地です。パイオニアプランツであるアカマツは終わりつつあり,クヌギやナラがその樹間に成長を始めています。アカマツは太い木になっていますが,松食い虫にやられて枯死が進んでいる。こういう森は,アカマツを伐採した方が森林の更新が早まります。